もう卒業シーズンなんですねえ.先輩の卒業式に行かなくていいものだろうか.外で軽く歩いただけで足が痛くなるので明日ぐらい出かけるとしようと思う.
青アドで太陽の簒奪者が再放送されている.僕はこの人のこれとふあふあの泉とかを読んでいるのだけど,自分も進路として科学者いや技術者(つまりは工学系なのだ)を志す端くれなので結構自分の周りと比べてしまってずいぶんと違うよなあと考えてしまう.ただもちろん小説だからそうしないと面白みもなくなってしまうので駄目だとはいわないし,アトムを見てロボット工学者なった人もいるらしいのでこれで宇宙飛行士とか科学者になる人も思うとSFもバカにはできない.
子どものころに描いた夢が将来に繋がるかというと実際はそうでない方が多くて,良くても進路的に同じぐらいなのではないかと思う.ただそれは別に年齢によるものというよりは明確な進路決まっているかいないかで,たとえば理系の高校に進学すればおのずと理系の道を進むことになる.ところで太陽の~の主人公ように天文学者になるためにはどうすればいいかというとこれがかなり難しいらしい,一流の大学に入ればいいだけでなく,その後も競争が激しいらしい.まあ数学者よりはましだろうけど.(まあこれはどれも一緒だと思うと実に気が重いのだけど).それがどうもスターといった極めて勝ち組と似ているようで,スター誕生秘話といった「わいはスタアになるんや」(何で関西弁なんだろう)と台詞とダブってなぜか切ない.自分が目にする物語の科学者像としては理論を信じ,眼鏡をかけてものすごくマルチ仕事をこなすという,最近はさらにやけに熱かったりする.といったことが挙げられるのだけど現実はそうとも限らないのが不思議.たとえば中高学生で自宅で有機合成とかしなくても有機化学の教授になれたりするのだ.自分としては技術者なんかある程度進路が決まればコンビニの店員になるようなものだという感じがしていて.そこまで意欲というか熱意が必要だったら,自分いずれ進路が変わると思う.(研究者はそう有るべきだとは思うけど現実そうなのかは微妙な気もする)あと女性が科学者なんだけどそれがかなり熱い.こういったように性別などのある種の障害や隔たりがある場合それを凌駕するような何か(情熱とか能力とか)を持つ必要がある.ところがそういった障害や隔たりは本当に欠点というかというとそうでない場合が多くて偏見や現在では解消されたはずの過去の負の遺産といったものと考えられる.自分はその「何か」を持つことはできるのだろうか,そして「何か」を持っている人と真正面から話せるのだろうか.情熱や熱意がない僕には無理なようで,小説で見るのも辛く感じる時がある.
追加しておくけど僕は性別に関係なく就職できるような社会になればいいなあと何もできないけど思う.隔たりや偏見を意識したりそういった作品に出会うとなんともいえない気持ちになる.日本人があまったまだ食べられる食材を捨てているけどそれをやめたら飢餓に苦しむ人々が救われるかというとそうではないといったどうしようもない感覚に似ている.というわけで今からタブーを犯すぞ,偏見を壊すぞといったなんかエネルギッシュなものが薄れている(やっていることは同じなのに),性別によって負とも正ともならないなあと感じさせる作品というか社会の方がなんだか自分としてはゆったりとしていいと思う.社会が早くそうならないかなと思うし.あるいはSFだったらもうやっているのではないかと思う.男女の区別がつかなくなるとかで.
自分の文章を読んでいて思うのがなんだか途切れ途切れで詰まっている気がする.もうすこし流れを意識した文章書くように努力したいと思う.
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